自衛官から営業マンへ、Uターン後の挑戦。

廣田 健一さんアルミ商社勤務

出身/高岡市
移住年/2015年
家族構成/両親、弟、妹

帰郷して気づいた高岡の良さ

2015年春、高岡にUターンした廣田健一さんは元自衛官。名古屋の名城大学理工学部を卒業後、使命感に燃えて航空自衛隊に入隊。名古屋の駐屯地で通信システムの運営などに携わっていたが、次第にUターンを考えるようになる。
「仕事は充実していましたが、長男ということもあり、Uターンするなら早い方がいいと決断しました」。
緑の二上山、雨晴海岸や富山湾越しにそびえる立山連峰、田畑の穏やかな風景……。高岡をしばらく離れ、戻ってきたからこそ、故郷の素晴らしい景観にあらためて気づいた。高岡のやさしさに癒やされていく自分を感じていた。

高岡のストーリーは、魅力的

現在、廣田さんは、高純度アルミの加工を中心に、パッケージ事業、ライフスタイル事業を展開するホクセイプロダクツに勤務している。医薬品パッケージの営業で、北陸を飛び回る毎日。自衛官時代とは仕事内容はまったく違うが、やりがいを感じている。
ライフスタイル提案で、米国・オレゴン州ポートランドの顧客を招き、高岡の伝統工芸品やクラフトについてプレゼンテーションしたことがあった。米国では品質の良さはあたり前で、製品のバッグボーンにある「こと」、「ストーリー」を重視する傾向があることを知り、とても印象に残っている。
「高岡銅器は400年余の歴史があり、匠の技がしっかり受け継がれています。海外の方にも魅力的に思ってもらえると思います」。
 廣田さん自身も高岡の歴史やものづくりに触れるごとにその魅力を実感。高岡銅器と北海道の特産品とのコラボを企画するなど、地元の伝統産業を応援したいと考えている。将来は海外での販路拡大も視野に、英会話などの自分磨きに余念がない。

北欧家具や雑貨の輸入販売も行っている。