高岡は、私の「好き」が詰まった
夢のような町です。
佐藤 順さん地域おこし協力隊
出身/愛知県
移住年/2022年
万葉集が好きすぎて…
私は高岡市地域おこし協力隊員として、昨年の10月に移住してきたのですが、正直に申し上げますと、地域おこし協力隊に応募した理由は、「万葉集が好き・奈良時代が好き」だからです。
大学時代に奈良時代を専攻していた私は大の「万葉ファン」で、万葉歴史館に自転車で行ける距離に住むのが夢だったくらい。
歴史や仏教の他にも、美術の分野ももともと好きなもので、高岡はまさに、私の好きなものが詰まった、夢のような場所です。
地域おこし協力隊の仕事としては、太田雨晴地域の活性化担当ということで、観光がひとつの大きなミッションとしてあります。観光ボランティアガイドや、観光地図づくり、お祭りやイベントのお手伝い、SNSでの発信など、楽しく活動させていただいています。
理想的な「田舎ぐらし」を満喫
こちらに来てからは、本当にもう絵に描いたような、いい意味での素晴らしい「田舎暮らし」を満喫しています。
突然届けられる、新鮮な野菜なお魚。急な雨が降った日、ご近所の誰かが洗濯物を取り込んでくれている。道を歩いていると声をかけられ、お宅に招き入れられてコーヒーをご馳走になる。
もともと観光客が多い土地ということもあるのか、外からやってきた私を、すぐにあたたかく迎え入れてくれました。
実際にこちらに住んでみて驚いたことは、「なんてお祭りが多いの!?」ということ。いろいろな地域のお祭りに顔を出して、たくさん楽しませてもらっています。
地域の人たちが心からお祭りを大事にしているのがとても伝わりますし、地域ごとのライバル心も面白いですね。
高齢化は確かに進んでいますが、それでも地域の人々のつながりはとても強く、伝統を守りながらなんとかうまくやっていこうとする姿は素晴らしいと思います。
高岡の魅力はここ!
高岡は、日本のいろんな記録が集まっている、特別な場所です。そして、長い長い年月にわたって、たくさんの人々から愛されてきた景色があります。
千年以上前に大伴家持が実際に見て感動した景色とほぼそのまま同じ景色を、現代の私達が見ることができる、こんな素敵な場所って、なかなかないんじゃないでしょうか。